2020年03月26日 23:41  カテゴリ:◆国語の力カテゴリ:◆お知らせ・告知

りぶら が開館したら、始めますよ。「苦手コクフク作文講座」in りぶら 体験講座のお知らせ

こんばんは
言葉を通じて人生を豊かにする国語教室「ことばのうみ作文研究所」阿部久美子です。

夕方、康生の和泉屋さんでお花見だんごを買って、岡崎公園まで散歩をしてきました。ライトアップはしていますが、出店はありませんでしたので、例年とは違う静かなお花見でした。
一部の木は満開になっていましたが、全体的には3〜4分咲きと言ったところでしょうか。





今日はとても暖かく、開花が一気に進んだようですが、明日からはしばらく雨が続くようです。

今年も入学式には桜が散ってしまうかもしれませんね。

それよりも、新学期、今のところ通常どおり始まる予定ですが、首都圏の様子を見ると、油断はできませんね。突然、延期になることも考えられます。

臨時休校でお疲れの子供たち、保護者の皆さん。

油断せず、でも少しでも楽しいことを探して暮らしていきましょうね。

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新学期といえば、、、

「苦手コクフク作文講座 inりぶら 」りぶら が開館し次第実施します。

4月4日(土)体験講座

①14:00〜15:00「日記作文を書こう」
②15:15〜16:15「テーマ作文を書こう」
③16:30〜17:30「国語力講座」
受講料:1000円
※体験講座を受講されたのち、4月から入会される方は、入会金を無料とさせていただきます。

お申し込み・お問い合わせはこちらからメール  


Posted by 「ことばのうみ」 阿部 久美子 │コメント(0)

2020年03月21日 00:31  カテゴリ:◆国語の力

「国語」が苦手な子に YouTubeはダメ。オススメは、、、

こんばんは
言葉を通じて人生を豊かにする国語教室「ことばのうみ作文研究所」阿部久美子です。

小学校の卒業式も終わり、3連休に入りましたが、新型コロナウイルスの影響は、まだまだ拡大する兆しを見せていますね。

我が家の大学生は、新学期の開始が延期されたそうです。
3ヶ月近くもの春休み、、、がーん
アルバイトも、この自粛ムードでシフトが入らない日が続き、軟禁状態の中学生と景気の悪い大学生が家の中でゴロゴロしている、
というむさ苦しい我が家ではありますが、母は元気です。

今日は、学習塾での「国語力アップ講座」の授業をしてきましたよ。

少人数の講座なので、講師はマスク(ウィルスには効果はないと言うものの、飛沫の拡散防止には多少は役に立つのかな?)、席は離して換気をバッチリの中で行いました。

「国語」というキーワードに引かれて参加してくるお子さんは、やっぱり「国語」に何らかの問題点を抱えていることが多いのですが、そんなお子さん、実は、「言葉」以前の問題点を抱えていることがあります。

それは、

「ものを知らない」

ということです。

塾に限ったことではなく、今まで教えた大勢の子たちの中で、国語が苦手な子に共通して言えるのは、興味や関心の幅が狭いということです。

何事にも受身の傾向にあり、自分から世界を拡げていくということが苦手です。
だから、こんな子には、大人が興味関心の幅を広げるようなサポートをしてやる必要があります。
子どもにYouTubeなんか見せてる場合じゃないんです。
もっと、いいコンテンツを見せることが大事なんです。

でも、親御さんは焦るんですよね。
「この子には、少しでもたくさんの言葉を教えないとダメだ。本を読ませて、ワークをやらせて、、、」ってね。

でも、本を読むにも、ワークブックをやるにも、そこに書かれている例文の中身が理解できなければ、目標とする学習活動の入り口にも立てません。「言葉」を知らないのではなくて、「もの/こと」を知らないのです。

そんな子に「もの/こと(物事)」=広い世界へ関心を向けさせて、「言葉」の世界に導くためにはどうしたらいいのか。それは、良質の情報に、楽しんで、繰り返し触れさせることです。

そんな「良質の情報」って、どこにあるの? って思った方は、↓↓↓↓
これ https://www.nhk.or.jp/school/Eテレ(NHK教育)です!

さあ、今すぐ、お子さんのスマホやタブレットの機能制限をかけましょう。
YouTubeは30分まで!
Eテレは見放題!(いや、それでも2時間までにしておきましょうね)

今日はここまで。おやすみなさい。
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2019年度の授業レポートがあまりできなかったので、ここからしばらく、板書の写真をアップしていきますね。

解説のリクエストがあれば、再録します。  


Posted by 「ことばのうみ」 阿部 久美子 │コメント(0)

2019年07月09日 13:18  カテゴリ:◆国語の力

国語の苦手な子(人)へ 国語の勉強の仕方は、まず、騙されたと思って、、、

こんにちは
言葉を通じて人生を豊かにする国語教室「ことばのうみ作文研究所」阿部久美子です。

高校では、期末考査が終わり、夏休みの課題や補習が話題に上る頃になりました。
テストを返すときには、やっと古文の勉強のやり方がわかってきて、
「先生やったね、中間考査から30点アップ!」と喜ぶ1年生がいるかと思えば、
「どうしても現代文の点数が伸びないんです。受験本番まで時間がないんだけど、どうしたらいいですか?」
と真剣な面持ちで相談に来る3年生もいたりして、悲喜こもごもの学期末の風景がみられました。



現代文が苦手な3年生には、「語彙力」の強化を勧めました。

英語でもそうですよね。
単語の意味がわからなければ、使えない。
文章で使われている単語意味がわからなければ、文章の読解もできません。

そして、1年生には、繰り返し練習することが大切だということを強調しました。

高校1年生の1学期は、古典文法のパターンを覚えることから始まります。
・五十音・いろは歌
・動詞、形容詞、形容動詞の活用の種類
・活用形(未然形・連用形・終止形・連体形・已然形・命令形)
、、、、、
覚えることばかりですね。この字を見ただけで、高校時代のイヤ〜な気分を思い出した人も多いのでは?? (^_^;)
で、なかなか覚えられない、、、
でも、「覚えられない」、という生徒に話をよく聞くと、やってないんです。「繰り返し練習」を

高校で文法を教えるときに、私は、「まず繰り返し10回言ってごらん。」と言います。
で、スラスラと言えるまで繰り返す。
7回目で間違えたら、もういちど1回目からやり直し。
まあ、ほとんどの子が、10回繰り返しを3セットもやれば、暗記ものは、たいてい頭に入っています。
(それが実際のテストで使えるようになるかは、また別の問題ですが)

覚えられない子は、この10回ができていないんですね。
繰り返す根性がない!
大体、3〜4回でギブアップしちゃうんです。
だから、なんとなく自信がない。できない、分からないと思い込んでるんです。
でも、目の前で10回言わせると、あれ、その場でちゃんと覚えちゃうんですよ、ほんとに。

だから、いつも高校1年生には、「騙されたと思って10回言ってごらん」と言います。
「騙された〜。覚えれん〜!」と言う子は、ひとりもいません!!

3年生の「語彙力」強化の方法も同じです。
単語帳や語彙リストを何度も何度も繰り返して見る(書く)。
覚えるまで繰り返す。(10回でなくても)
覚えたら、それはもう繰り返さなくてもいいから、新しいリストに移る。

でも、これ実は、英単語でやっていませんか??
中学生の時、死に物狂いで単語を書きませんでしたか?

国語も、語学学習なんですよ。
覚え方は、英語(英単語)と同じ!

◆今日の「国語のコツ」
  国語も、語学学習。
  覚え方は、英語(英単語)と同じ!

そうそう、夏休みの課題といえば、これ

◆夏休みの宿題対策パパママ講座「読書感想文の書き方・書かせ方」
・日時:2019年7月21日(日)13:00〜15:00
・場所:岡崎市北部地域交流センター なごみん 第1活動室(和室)
・対象:小・中学生の保護者、br> ・参加費:1000円(保護者のための作文サポートブック(小冊子)差し上げます)

お子さんの宿題に困っているお父さんお母さん、「読書感想文の書き方・書かせ方」をお教えしますよ。  


Posted by 「ことばのうみ」 阿部 久美子 │コメント(0)

2018年11月27日 08:00  カテゴリ:◆国語の力カテゴリ:◆高校の先生

<ブログ更新チャレンジ3日目>大学入試はこう変わります。その1

おはようございます。
言葉を通じて人生を豊かにする国語教室「言葉の海」阿部久美子です。

ブログをさぼっているうちに、高校はもう期末テストのシーズンになりました。
高校といえば、大学入試が2020年から大きく変わることをご存知ですか?

現在行われている「大学入試センター試験」は2019年1月を最後に廃止され、それに代わり、2020年から「大学入学共通テスト」が実施されることになりました。これまでのセンター試験と同様、1月中旬に2日間かけて行われます。今の高校1年生(2018年度入学)から、この「共通テスト」を受検することになります。
これから何回かに分けて、新「共通テスト」について書いてみたいと思います。

■新「共通テスト」ってどんなテストなの?
現在のセンター試験からの大きな変更として、これまでのセンター試験になかった記述式問題の導入と、英語では4技能(読む・聞く・話す・書く)を評価することが挙げられます。
では、国語はどのように変更されるのか、2018年11月に行われた試行調査(プレテスト)の問題を見てみましょう。

 国語は、200点分のマークシート問題+記述式。100分
  
第1問 記述問題
 問1:文章読解問題 「文章1」から問いに対する説明を30字以内で記述
 問2:文章要約問題 「文章2」から必要な内容を抜き出し、40字以内で要約
 問3:「文章1」「文章2」および「資料」から、提示されたテーマについての自分の意見を80字以上120字以内で論述
第2問 現代文(実用的・論述的文章)読解問題(マークシート)50点
第3問 現代文(文学的文章)読解問題(マークシート)50点
第4問 古文読解問題(マークシート)50点
第5問 漢文読解問題(マークシート)50点

形式的に見ると、従来の80分200点満点に記述問題の20分を付け加えた形に見えますが、その内容は従来のものとは大きく異なる点があります。
それに対応するための準備が、高校の授業でも大急ぎで行われています。

次回は、新「共通テスト」の特徴と高校での対策について書いてみようと思います。
  


Posted by 「ことばのうみ」 阿部 久美子 │コメント(0)