2019年11月12日 23:42  カテゴリ:苦手コクフク作文教室

【11/9 講座レポ】苦手コクフク作文講座 in ここやる

こんばんは
言葉を通じて人生を豊かにする国語教室「ことばのうみ作文研究所」阿部久美子です。

11月9日の「苦手コクフク作文講座」は、りぶらまつりのため会議室が使えず、
図書館交流プラザ・りぶらから徒歩5分ほどの

岡崎市役所の職員の有志が、ポケットマネーを出し合って空き店舗を借り、
シャッターを開けて街の賑わいを取り戻そうとする取り組みだそうです。

以前、そのメンバーの方とご一緒する機会があったので、Facebookのページを見つけてお借りすることができ、
無事日程の変更をすることなく講座を行うことができました。

う〜ん。10年前には考えられない人と人のつながりができてくるなあ、と、
改めてインターネット(<情報社会)の広がりを実感しています。



さて、今回は、「基本コース1」では10月の学芸会を題材にした日記作文を書きました。

行事の作文でよくあるパターンは、
「わたしは、学芸会でリコーダーをえんそうしました。」
とか、
「学芸会でいちばんがんばったのは、歌です。」
という書き出しです。

でも、これだと、イマイチその子の生き生きした感情が表現されにくいのです。

そこで、
「いちばんおもしろかったセリフは何かな?」
という質問からスタートしました。
自分が言ったセリフの中でいちばん面白かったセリフからその場面を思い出して、
その時の「気持ち」を引き出してみよう、という狙いです。

なかなか面白い作品ができました。


ところで、この「苦手コクフク作文講座」では、ただ文章を書くだけでなく、語彙(ごい)を増やして表現力をつけるための、「ことばの練習」も行っています。

基本コース1では毎回やっていますが、基本コース2では、今回始めてやりました。

今回のテーマは「しりとり」。
「ものの名前」でしりとりをしました。

「モノの名前だけだよ。「コト」はだめね。」
というお題を出すと、それだけで子どもたちは「名詞」を意識し、具体物と抽象物との区別を意識します。

そして、
「き、き、き、、、、う〜ん。もう出てこない。」
という子には、
「物の名前じゃなくても、目に見えるものならOKにしようか。」
という助け舟を出しました。
すると、
「あ、色がある。きいろ、きみどり。」
と、さらに言葉の世界が広がります。

こんな作文教室です。
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Posted by 「ことばのうみ」 阿部 久美子 │コメント(0)