こんばんは
言葉を通じて人生を豊かにする国語教室「ことばのうみ作文研究所」阿部久美子です。
*「咲ら珈琲」
今日は、講座のお知らせの前に、「なぜ作文教室なのか」のお話をさせてください。
来年2020年はオリンピックの年。それと同時に、教育、医療、企業の雇用など社会のあらゆる分野で問題が現れ、深刻化するとされており、そのことを、各分野の「2020年問題」と呼ばれています。
教育の分野でいうと、
1、学習指導要領が改定され、小学校で英語が必修化、プログラミング教育が導入されるなど、学習の内容が大きく変わります。
2、子供が自ら学ぶ力が重視され、自分自身で課題を見つけ、主体的に参加する授業へと、
学習の形(方法)が変わります。
3、「大学入試センター試験」が「大学入試共通テスト」となり、マークシートだけだったセンター試験から、記述問題が導入された共通テストへと大学入試も変わります。
これは、知識や記憶力だけではなく、自分で考え、判断し、表現する力を養わなければ、大きく変わっていく21世紀を生き抜くことができないということへの危機感から、教育行政が大きく方針を変えたということが原因の一つでしょう。
そこで、大切なのが、「思考力」と「判断力」そして「表現力」です。
でも、今の学校のシステムでは、子供達の思考と表現を十分に伸ばす指導はできません。
何と言っても、先生が忙しすぎるし、1クラスの人数が多すぎる。
だから、作文を書かせても、十分言葉を吟味した表現になっているか、自分の意見がしっかりと入っているかなど、「表現力」を鍛える指導をすることがとても難しいのです。
そ、こ、で、少人数の作文教室!
明日、作文教室その2「基礎コース」についてお話しします。
おやすみなさい。
*画像は、岡崎市井田南町の「咲ら珈琲」さんのクリームブリュレです。駐車場が大きく、席もゆったりと広いので、コーヒーを飲みながら仕事をしていても、席待ちの人に気兼ねをしなくてもいいのが嬉しいです。モーニングもメニューが豊富。