なぜ作文教室なのか? ふつうの塾と何がちがうの?

「ことばのうみ」 阿部 久美子

2019年03月23日 23:58

こんばんは
言葉を通じて人生を豊かにする国語教室「ことばのうみ作文研究所」阿部久美子です。

*「咲ら珈琲」

今日は、講座のお知らせの前に、「なぜ作文教室なのか」のお話をさせてください。

来年2020年はオリンピックの年。それと同時に、教育、医療、企業の雇用など社会のあらゆる分野で問題が現れ、深刻化するとされており、そのことを、各分野の「2020年問題」と呼ばれています。

教育の分野でいうと、
1、学習指導要領が改定され、小学校で英語が必修化、プログラミング教育が導入されるなど、学習の内容が大きく変わります。

2、子供が自ら学ぶ力が重視され、自分自身で課題を見つけ、主体的に参加する授業へと、学習の形(方法)が変わります。

3、「大学入試センター試験」が「大学入試共通テスト」となり、マークシートだけだったセンター試験から、記述問題が導入された共通テストへと大学入試も変わります。

これは、知識や記憶力だけではなく、自分で考え、判断し、表現する力を養わなければ、大きく変わっていく21世紀を生き抜くことができないということへの危機感から、教育行政が大きく方針を変えたということが原因の一つでしょう。

そこで、大切なのが、「思考力」と「判断力」そして「表現力」です。

でも、今の学校のシステムでは、子供達の思考と表現を十分に伸ばす指導はできません。
何と言っても、先生が忙しすぎるし、1クラスの人数が多すぎる。
だから、作文を書かせても、十分言葉を吟味した表現になっているか、自分の意見がしっかりと入っているかなど、「表現力」を鍛える指導をすることがとても難しいのです。

そ、こ、で、少人数の作文教室!

明日、作文教室その2「基礎コース」についてお話しします。
おやすみなさい。

*画像は、岡崎市井田南町の「咲ら珈琲」さんのクリームブリュレです。駐車場が大きく、席もゆったりと広いので、コーヒーを飲みながら仕事をしていても、席待ちの人に気兼ねをしなくてもいいのが嬉しいです。モーニングもメニューが豊富。

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